なおやんのブログ

大学院生の日記的なやつ。色々ありすぎて整理するときの文字起こし的な用途で使ってます。

ライブレポ RADWIMPS FOREVER IN THE DAZE TOUR

みなさんこんにちは

なおやんです。

お元気にしていましたか。

この度、約二年半ぶりにRADWIMPSのワンマンライブに行ってきました。そのライブレポートをお届けしようと思います。長くなりますが、よければ見ていってください

「FOREVER IN THE DAZE TOUR」

1/18@神戸ワールド記念ホール

 

当日朝、大学の行く途中、ワールド記念ホールに立ち寄れるから、ツアートラックの前で写真が撮りたくてダッシュした。丁度福岡からやってきたかいせいとポートライナー三ノ宮駅で待ち合わせし、市民広場駅へ。ツアートラックもうすでにりんくんとしゃむが待ち構えていた。わちゃわちゃしながら、「さむいー🥶」となりながらも各々ポーズをして、飛んで、何枚も撮った。この感じ。やりたかった。なんだかんだうぃんぱーと名乗りだしてから初ライブ。こんなに楽しいんだと思った。

ただ、現実は卒論を書き上げなければいけない大学生なので、そそくさと大学に戻り、四時くらいにまた会場に戻るとそこはもう別世界。各々タオル、ララバンを付けて、フォトスポットで飛んだり、ファン同士で写真を取り合ったり。そうそうこんな雰囲気だったな。初めて行ったときのライブのことを思い出した。ただ、知らない人たちが何人かが知り合いに変わっていた。そこが新鮮味を感じた。いままでの出会いがそこにある感じがした。

改めて、RADのアルバムツアーは舐めない方がいいなとおもった。アルバムツアーかと疑うセトリをぶちかましてくる。これでもかというくらい暴れ、しんみり聞くときはしんみり。そして感動する。なんせ、二年半ぶりの洋次郎の生の声だ。最初から最後まで幸せで満ちあふれていた夢のような時間だった。ライブ終わった後、同伴のいくみんが、「ここで死にたいわ」って言ってたけど、まさにそれくらい幸せに満ちあふれていた。音楽最高ですな。

 

ここからは曲ごとにレポートする。

 

①TWILIGHT

SE、イントロ、洋次郎のボーカル。全て聞いた瞬間うぉーーはじまったー!ってなった。もう思わず立ってしまった。最初まわりのスタンド席でたってたのが自分だけで超恥ずかしかった。でもソンなことを気にせず、いきなり飛んだ。ライブで聞いてヨリお気に入りになった曲。夜明け、新たなスタートをきれそうだ。
桃源郷

照明がまぶしい!!その分バンドメンバーがかがやいてみえたなー!今からライブという桃源郷に案内しますよ!そんなことをメンバーがいってるきがした。また楽しそうに演奏するんだコレが。洋次郎のテレキャスでくねくねしてギター弾く感じ。ほんとすきなんだよね。次のライブの時もやるのかな。やりそうだけどな。

③ドリーマーズハイ

イントロが聞こえた瞬間、鳥肌がたった。まさかこの曲がこのツアーで聴けるとはおもわなかった。洋次郎はSugiつかったギタボではなく今回はボーカルのみ。ラスサビから新演出の銀紙はなふぶき。感動の嵐。本当にこの曲をきけていいんですか?疑った。夢だと。現実なの幸せすぎるだろ。ラスサビの悲しみ~わればーせかいにー。泣けた。初めてライブで涙を流した。ただここからあと二回も涙を流すことになるとは。この時の私は知るよしもなかった。
④海馬

こんばんはRADWIMPSです。久しぶりに聞けてめいいっぱい拍手した。海馬はなんとなくのりかたが難しい感じがした。新しい曲はあんまり定まってないかなまだ。タブゾンビーズがどこかでくるんかな?この後の公演で。いやわからん。来てたらラッキーですねその人達。ホーン隊の音カッコいい。この曲はそれにつきる。
カタルシス

AAGT以来の生でのカタルシスト。演出はフジロックと同じ。ほう!×4わすれてなくてよかった。AAGTで聞いたときとどこかちがうなーって思ったらやっぱりギターなのかな。TAIKINGさんのストラとのおとでもかなりくわちゃんに近かったからな。すごいよな。
⑥DARMA GRAND PRIX

みっきーとエノくんのドラムバトルから始まるこの曲。かっけーなー。あのフレーズ合わせれるのは本当に凄いと思う。かっこいいのよこれまた。洋次郎のアカペラから赤を基調にしたなんとも少し危険な感じの照明。間奏は武田、TAIKING、ミズキさんのセッション。その後の「は!」のタイミングもしっかり合った。

⑦MAKAFUKA

映像が森の中にいる感じ。途中で取りが飛んでたり、神秘的なイメージはMVから継続してるのは本当にいい。世界観が壮大すぎる。オーケストラが実際にバックにいて演奏してたらとんでもないことになるんやろうな。

⑧うたかた歌

菅田将暉なしのうたかた歌。ポケットに手を突っ込んで歌う洋次郎をみて、リアムギャラガーと重ねてしまう自分がいた。くわちゃんが弾くギターソロはTAIKINGさんのパート。原曲通り行くかとおもったら全く違うフレーズで、少し音をわざと違う感じで哀愁感も若干あるようなフレーズを弾いてた。でも全く雰囲気を壊してなかった。さすがすぎるSuchmosのギタリスト。

MC(武田)

 今日はドラマー二人の紹介に付け加えたのは好きな焼き肉の部位でした。エノくんは上ミノ、ミッキーはタン塩か。いいな。タン塩食べたいな。(何の話やねん)関西に二年ぶりに来れたことが本当にうれしいようで。関西ってやっぱり一体感有って洋次郎いわくリビングのような暖かい雰囲気らしい。MCの時にちょいちょい邪魔されてライブが10分ほど押すのも関西ならではだそう。そーいうのがコロナ禍が過ぎてからまた見れたらなと思った。まだまだいけるかい!でみんながぴょんぴょん飛び跳ねてるのにまけじと自分も飛び跳ねた。

⑨DADA

久しぶりに聞けた。「神戸のDADAっこっぷりみしてみろやぁ!」もう聞いた瞬間興奮、そしてドラムフレーズ。口パクで歌ってとんで暴れ倒した。ここで腕と腰が半分もってかれた気がする。最近は最後にやることがおおかったけど、中盤に暴れるDADAもいいな。最高。よくできましたも聞けた。ギター二人だから、いつもはコンピュータ出だしてる音も生音だったから、音圧えぐかった。
おしゃかしゃま

ライブおきまり曲。楽しみなのはセッションだ。ここでは、ドラムから始まった。今までと逆。ソレもまた新鮮。ミッキーのスネアがよく聞こえた。新しいからか、迫力があった。ちょっと遊び心も入れるエノ君もたまらん。その後、センターステージで楽器隊のセッション。武田が全体をコントロールし、TAIKINGさんがストラトで暴れ散らかし、ミズキさんのカッティングを頑張るスタイル。TAIKINGさんが途中でSmoke on the waterぶち込んできたときは度肝をぬいた。ここでそれする?!って。ミズキさんも特徴的なV字ギター(Flying Vかな?)でカッティングする。武田がキメる。そして最後盛り上がって洋次郎がキメる。いいな。でもちょっぴり思ったのは、、、やっぱくわちゃんのソロがうまいなってなった。聞き慣れているからだろうな。

11.セツナレンサ

イントロを聞き始めた瞬間これも?!ってなった。思わずとなりにいたいくみんに確認をとったくらいだ。演出というか照明の感じはヒューマンブルームでやったときと似ている。ただただあの早口の歌詞がまたたまらんのよ。しかも洋次郎噛んでないのがすごい。ラスサビ前に洋次郎だけにライトがあたるところ。あれ拡大してDVDとかでみたいな。絶対カッコいい。

12.匿名希望

洋次郎が世の中の疑問を呈しつづける中で今回のが万人に一番しっくりくると思う。突然現れる奇妙な顔。のっぺらぼうに様々に描かれる顔。喜怒哀楽、また、そのどれでもない無の表情。不気味な白黒画。今の時代の匿名という武器の怖さを表現していた。檻をイメージした、台の上で洋次郎が歌ってるとき、落ちないかどうか心配していたのは私だけではないはず。

MC(TAIKINGとマスダミズキさん)

ギターサポート二人による挨拶。次に演奏する曲の機材が桑からの借り物です!とアコマスだマスダだんが見せると、自分もエフェクター(スイッチャー?)借りてますとTAIKING。遺品ぽいなといってから桑の事情を洋次郎が説明する。ちゃんとMCで今いないメンバーについてもちゃんと触れるのはやはり思慮深いなとおもった。

13.NEVER EVER ENDER

高揚感のあるシンセサイザー。最近のライブの序盤にやるイメージが多かったこの曲を中盤にもってくることで、もう1段階も二段階も会場を盛り上がることができると思った。あたらしいRADの原点。Aメロのところで武田がぴょんぴょんして手拍子を煽る姿はやはりカッコいい。

14.トアルハルノヒ

「ロックバンドなんてもんをやっていてよかった」コロナでライブが出来る状況ではなくなったり、フェスが中止になっていって、もやもやを抱えていた洋次郎。それでもまってくれるファンに向けて、そしてこのツアーが出来たことに対して叫んでいる気がした。さび前でTAIKINGの横でくねくねしながらギターを弾いてる洋次郎がこの上なく幸せそうだった。この曲が終わった後の「ロックバンドなんてもんをすきでいてくれて本当にありがとうございます。」心の底からのお礼を聞けたような気がした。会場のおきゃくさんもめちゃくちゃ拍手していたのがたまらん。
15.SHIWAKUCHA(feat.Awich)

Awich登場。歌い始めた瞬間から鳥肌。声量えぐいなあの人。そもそものラップ詞が自分は好きで、その上に生歌が良すぎて、かかってこいやI’ll beat it all! のところで本日二回目の涙腺崩壊。圧倒された。びびっときた。洋次郎がAwichを選んだ理由がなんとなく垣間見えた気がした。音源よりも生歌できくとより一層素晴らしく聞こえる。

16.いいんですか?

もうおきまり中のおきまり。コロナ禍のいいんですか?はラスサビ前に録音した合唱の声を流して洋次郎がその後歌うスタイル。ちゃんとみんなの声届いてるよって感じがしていい。TAIKINGさんのギターここでも遊びがはいってた。くわちゃんが弾かないことをしてたのがおおお!ってなった。ちゃんと「愛してるよ!」もいただけた。

MC(洋次郎、正解の話。詳細はねこらっどさんのツイートで)

ライブに行くのに悩んでた自分。いままでコロナの中で常に選択をせまられて、思うように行かない自分。でも自分の中の大切な物は変わらない。音楽も友達もなんでもそう。今回のうぃんぱートの出会いも、ライブに行けたことも、RADの音楽をききつづけること、自分の大事な物を抱えて生きていこうとあらためておもったMCだった。

毎回思うけど洋次郎のMC本当にかっこいいな。
17.鋼の羽根

揺るぎない物が欲しかった。壊れない意思がほしかった。このライブに来る前ことに永遠悩んでた。色んな選択をしてきた。そんなことが一気に答えに導かれるような感じがした。最初は洋次郎のピアノ弾き語り。途中からミズキさんの鍵盤にかわって、洋次郎が花道へ歩き出すところがかっこよ!!!!ってなった。
18.SUMMER DAZE 2021

今回のアルバムの中で一番好きな曲である。RADの音楽としては新しい部分になるのだけれど、どこか懐かしい洋楽の雰囲気というか、RAD聞く以前に洋楽を聞き込んできた僕にとっては心地よい物を感じた。演出の歌詞を画面に投影する形は2017年、マンチェスターで行われたアリアナグランデ主催の慈善コンサート「One Love Manchestar」でコールドプレイのChris MartinがDon't look back in angerを歌った時の映像に通ずる。(Chris Martin and Ariana Grande - Don't Look Back In Anger (One Love Manchester) - YouTube)Don't look back in angerはOasisの曲だが、誰でもが歌える「アンセム」になっている曲でもある。このSUMMER DAZEも夏、みんなが各々歌って踊れるそんな曲に今後なることを願っている。ラスサビ前の照明の紫主体のあの空気。まさに魅惑を表現していた。美しい。

 

アンコール
19.棒人間

まったく想像してなかったアンコール。この曲は15thライブの時に、自分の人間の弱い部分が諸書かれているなって改めて感じた曲だった。また聞けて嬉しいな。本当に弾き語りうまいな洋次郎。学生最大のゴールはこの曲を弾き語りすることにしました。

20.三つ葉のテーマ

生で聞けると思って無かった曲。インスト曲では一番好き。落ち着くなぁ。次の曲じゃあスパークルかなって思うやん。まさかの次の曲なのびっくりした。

21.グランドエスケープ

洋次郎の真後ろから徐々に大きくなる照明が神秘的。でも徐々に盛り上がるときの小さな手拍子、らすさびでのみんなの大きな手拍子が聞けて最高でした。はやく大合唱したいな。多分KNTでもこれはやるでしょう。三浦透子さんと歌ってる奴もききたいけどね。
22.有心論

一番最後に自分の大好きな曲が聴けた。洋次郎がサイケデリズムのあの青いテレキャスに持ち替えて、「いままでぼくがついた嘘と、、、」と歌い出してからもう涙が止まらなかった。途中で「君が命の終わり作ったよ」を二回言ってしまうという珍しいミスをしたのだが、そんなことなんてどうでも良かった。RADにであってから、自分が苦しいとき、病んでしまったときにこの曲に何度も救われた。それを生で、洋次郎の声を聞けた。その事実だけで感無量だった。人目をはばからずにその場に崩れた。手すりにもたれて泣いてた。曲はあっという間におわってしまったけど、終わるまでずっと手を振り続けた。心の中で「洋次郎本当にありがとう!」っていいつづけた。そして曲が終わった後、「次会うときまで幸せでいろよ!」お約束の言葉を残した。絶対守ろうとおもった。その後投げキスをしたのも忘れてない(笑)

 

と、語りましたが。結論。

DVD化まってます。

KNTも絶対行くときめた。

親からはRADをけなされてますが、自分にとっては命の恩人なので。

これからもきき続けようと思います。

それを改めて感じれたライブでした。

 

 

あ、そういえば声の問題について。

自分は声をもちろん出さなかった。出しそうになったら口パクにしたり、飲み込んだらした。

まわりでは一瞬ふぅー!とか感嘆の声は後半に近づくに連れてちらほら聞こえた。継続的な合唱は僕が聞く限りではなかったかなー。

でも最後、演奏が終わった後に何人かが、洋次郎ー!って叫んでたからあれはないなって思ってた。皆さんも気をつけましょう。意外と叫んだら目立つからな。

 

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