なおやんのブログ

大学院生の日記的なやつ。色々ありすぎて整理するときの文字起こし的な用途で使ってます。

RADWIMPSは最強って再認識した日

RADWIMPSのBACK TO THE LIVE HOUSE TOUR2023のZepp Osaka Bayside公演 6/26

参戦レポート

 


RADWIMPSのライブハウスでの公演は2015年の胎盤ツアー以来8年ぶり。ライブハウス主体のツアーは実に2009年のイルトコロニーツアーまで遡る。

コロナ禍における規制が緩和され、ライブハウスに帰って来たいという本人たちの意向のもと回ったツアー。5都市10公演行われる中、自分は大阪初日に参加した。

直前まで海外でのツアーがあるにもかかわらず、洋次郎がツアー開始の名古屋初日の前日に『一曲を残してセトリを全部変えます』と宣言し、そのあとの『結局全曲セトリを変えました』が衝撃的すぎたのは今でも覚えている。自分史上初めてセトリを見るのを我慢して、しっかり心の準備とワクワクを胸にライブハウスにしっかり挑もうと思った。

整番は1123番。フロアで言うと真ん中らへん予想。それでもラッキーなのに、同じ研究室の友達が整番を1,2であてて、ちょっと羨ましかった。宝くじくらいの確率で当てた整番だから、文句は言えないがwww

だいたい同じ整番あたりに仲間がゴロゴロいたので、喋りながら待つこともできたからそれはそれでよかった。1人で行くライブと違うところは本当にここだろう。入場して、本人確認を秒で済ませ、ドリンクを取り、急いで武田側の入り口に向かうと、最前の端っこが運良く空いていたおかげで、なんとか最前ブロックに入れた。

待つこと30分強。普段は短く感じる30分も体感よりかなり長く、そわそわしながら待つ。

入ってからも周りには知り合いが多く、待ち時間にホークスの試合を見て気を紛らわしてくれるかいせいが本当に心強かった。

そして耳元では初めて聞いたあの掛け声。

『RAD、RAD、RADWIMPS!!!!』

その瞬間会場にいる観客が一斉に真ん中に目掛けて押し寄せてくる。その流れに耐えて落ち着いたと思った束の間、SEが流れ出し、メンバー各々が登場する。

Zepp Osaka Baysideの最前ブロックというものが初めてだから、こんなにも近くていいのかというほどの距離。武田側でみたのだが、入場の時の近さ驚いた。目の前に現れた武田はメガネが飛びそうでもくっきり見え、洋次郎が最後に登場し観客を見渡す。必死にメンバーの名前を叫んだ。

声出して目の前にRADが見える。その事実だけでもう涙しそうになった。

ライブ自体はというと、驚くほどのセットリストに頭を抱えながら、まさにラッドの歴史をたどるような感覚で聞いてた。

そしてそれを凌駕するほどの観客の熱気。

Zepp大阪ベイサイドのフロアは自分は経験したことないようなほぼサウナ状態。

押して押されて。

ステージ端にスタンバイしてた自分はいつのまにか洋次郎と武田の間で、ステージにほど近いところから見上げてた。

終わったら汗が滴り落ちる。

暴れた後の落とし物の数々。

床はツルツル。

みんな満身創痍。

いい笑顔。

ああ、これが本来求めていたライブなんだ。

心から欲していたんだな。

と数日経った今でも泣きそうになっている自分もいる。

洋次郎は前の横浜のライブから4日しか経ってないからか、喉の調子はあまりいいように見えなかったが、それでも観客とのやり取りでどんどんギアを上げていった。

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ここからは曲ごとに。

MCについても。

 

 

 

曲ごとの印象

1:ココロノナカ

 コロナ禍がすぎて一発目のライブ(ツアー)ではこの曲から始めたいということをインタビューで語ってた気がする。この曲から始めることの意義を再確認した。洋次郎はコロナ禍でのライブにおいて、MCの度に常々声を出さないことにもどかしさを持つと言うことを再三語っていた。

だからこそ、この歌を最初に。

しかもあえて最初は洋次郎は歌わず、音声だけを流して、観客に歌わせたのである。RADWIMPSのライブが帰ってきた。

その号令が、この歌だ。

帰ってきたライブ。

よーいはじめ。

 

2:なんちって

ライブが始まって興奮したのも束の間。吐息が聞こえてくる。なんちって。青とメメメをこよなく愛する自分としては、あり得なかった。目の前で洋次郎がなんちってで暴れているのだ。こんなことある?実際、なんちっては青とメメメ以来10年ぶりの演奏だろう。こんなもん興奮しないわけがないやん。ちゃんと歌ったよ。掛け声も完璧よ。自信がある。

初めの歌詞の

『Never ending story you were talking day by day
I thought you were just fooling me but that was all about』

を観客に向かって歌う洋次郎を横目で見て、その姿がとてつもなくカッコ良すぎて死にそうになった。

サビで大声で歌って最後まで突っ走る。

『しぇいしぇーーーい!!

だーーんけーーしぇーーん!!』

本当か?今日夢か?ライブよな?顔をつねって何回も確認したかったが、左右に押されては押し返され、飛びまくっていたおかげで、そんな暇はどこにもない。

 

3:ソクラティックラブ

曲が始まった瞬間のドラムのフレーズでたまげた。待ってくれ。嘘だろ。待ってくれないのに待って欲しかった。状況が追いつかない。楽器隊が入ることによって興奮状態はマックス。ソクラティックラブだ。実にこの曲もハルウララ以降やってない。10年ぶり。掘り出し物すぎる。もちろん生で聞いたこともなく、リズム感が難しいからか、軽音部などでやるRADのコピーバンドですらコアな曲である。それがだ。本人たちが目の前でやってるのだ。信じられるか。この光景が。

この時点でだいぶ押されてて、そこそこキツさはあったけど、そんなことはどうでも良く、ただただ『oh〜!!』の掛け声を忘れず、しっかり飛んだのは確かだ。室長さんのオフ会に行ってて、このライブの掛け声を知っていて本当に良かったと思う。

 

4:ます。

念願。洋次郎と桑の名ギターリフ連発の『ます。』[あい!あい!]の掛け声。「迷わずYou!」何度も練習したけど、聞くことがなかったこの曲。コピバンくらいだ。ほんまに。念願すぎる。念願がこの後何曲も続く。その一部にすぎない。それでもまだ回数をやってる方だから、やっと聞けた感がした。ありがたい。目の前で光り輝く洋次郎とギターを見上げながら拳を上げ続けるのに体力はいる。このライブに全神経を注ぐ。そう誓った瞬間である。

 

5:ハイパーベンチレイション

聞いたことのあるドラムの掛け合いだ。みっきー→えのくんのドラムが3回し。その後一緒に叩き、洋次郎と桑が向かい合う。ギターが鳴り出した瞬間、興奮の嵐。今日はおかしい。おかしすぎる。だって、2017年のツイートで言ってたやん。この曲は難しいって。ヒューマンブルームでやったのに。あんまりやりたくないとか言ってたやん。やってるやんけ。後で気付いたけどロサンゼルスでもアンコールでやっとるやんけ。それはえぐいよ。よく歌えるよあんな英語歌詞。しかもちゃんと言えてるし。RADの最高峰の曲だ。それを目の前で弾く。あり得なさすぎる。

 

6:ゆびきりげんまん

このライブの唯一と言っていい休憩ゾーン。にしては、またまたこれも青とメメメ以来。超絶レア曲だ。シングルカットもされてないし、勿論ライブであまり演奏もされない。正真正銘レア曲。青とメメメからやりすぎちゃう?本当に。小指を立ててリズムを取るあの曲独特の雰囲気。ピンク色基調の照明でそれまでホットだった会場を柔らかい空気に包み込む。ライブで聞いてより一層好きになった。こんなにいい曲だったっけ。そんなこともあるのもライブの醍醐味である。

 

6:ものもらい

このツアーでなんとRADのツアー史上初披露。やばすぎ。アルバムツアーの絶体延命ツアーですらやらなかった曲『ものもらい』をやるのだ。目の前で三人が向かい合って、イントロを演奏して、感嘆の声を上げる。この時点で今日のライブが伝説であることを確信した。

口から音源とはこのことである。この曲の発端は昨年のボクンチオフ会にて、RADの3人だけのセッションパートにて、ものもらいをおねだりした人がいた。そしてネットでちょろちょろコード見ながらおぼろげに弾いたりしていた。本人たちも転調が難しそうだし、難しいなとぼやいていたから、もうやらないだろうと思ってたら、である。

流石にやばいと思った。でもライブで初めての曲どから、どんなふうに反応すればいいかわからない。結果、ずっと泣いてた。ここ数ヶ月で一番聞いてて、一番支えられたのがものもらいだからだ。cメロの『この腕でー』からラスサビまでの歌詞がたまらない。

 

8:かたわれ時(ピアノの曲)

三葉のテーマやデート以外だと初めて聞いたインストだろう。この曲、映画で瀧と三葉が出会うシーンだから、とても好きなんよな。後ろの映像も夕焼けに流れ星。綺麗だな。これこそ休息。息を整え、ゆっくりアクエリアスを飲む。そして、次の曲にさらりと入る。

 

9:そっけない

近年のカラオケ定番曲。ゆっくりな曲であるからか、洋次郎はこの曲をよく間違える。コードがこの日は怪しく、2回記憶を飛ばした。3回目の前に観客が倒れてしまい、少し中断。洋次郎はスポットライトが当たりながら弾いてると、『俺かっこいいなぁ』と思いながら弾くらしい。なんか洋次郎っぽいな。中断後は1番のサビから歌い出し。サービスでみんなで歌うことができた。現代音楽のアンセムを聴いている、そんな気分だった。

 

10:すずめ(十明)

ピアノが終わるのかと思ったら、キーが少し荘厳なものに変わる。そして、1人の美しい、かつまだ若い女性が袖から歩いてきた。そして、第一声目の「る、るーるるるるーる」(伝わるかな?)で会場がミニオンの大人バージョンみたいに「うわぁ(感嘆)』という声にに溢れかえった。

十明さんの登場。生のすずめである。後ろの映像もとマッチした荘厳な曲の仕上がり。手は震えていて緊張気味であったようだが、それを跳ね除けるほど堂々とした歌声だった。

音源も素晴らしいが、生音も素晴らしい。十明さんが天才なのは「灰かぶり」でさらに証明されるのだが、間違いなくこの日の十明さんを聴いて「やばい」ってなった。

 

11:ヒキコモリロリン

武田と桑原のソロ応酬とミッキー、えのくんのドラム2人の楽器バトルがこの曲の前に入る。おしゃかじゃなくてここでやるんや。しかも、曲前や。ってなった。この時点で?が少しあった。でも、桑が白基調(ちょっと黄色っぽいからクリーム色?)のテレキャスターをもった時点で、『ヒキコモリロリンくるんちゃうん?』しか自分の頭の中になかった。あんなにソワソワしながらRADの醍醐味であるセッションを聴いたのは生まれて初めてだ。

そして桑のイントロが聞こえた瞬間自分は本能で『やったーーーー!!!!』と叫んだ。今までで一番大きな声のやったーかもしれない。本当に聞きたかったのだ。ヒキコモリロリンを。生で。

自分は武田側にいた。桑ちゃんがギターソロを弾いた後、洋次郎と武田が向かい合い、

『普通に生きて普通に死ぬそれだけすごいこと普通にするそれだけで俺は特別子宮から出てきた甲斐がある』の部分をやる。

目の前で見れた。洋次郎が手を少し振ってラップ調の歌詞のリズムをとり、武田がスラップをする。

夢心地だ。本当に。映画でも見てるんじゃないか。でもここはゼップだ。あんな経験、2度とない。ずっと感動してた。

ヒキコモリロリンは普通に歌詞もいい。深い。深すぎる。全人類聴いてほしい。まじで。

 

12:俺色スカイ

やっぱりみんな大好き俺色スカイ。この流れの時の盛り上がりは本当に絶頂だ。ぎゃーーーうおーーーという悲鳴に近い歓声。大合唱。俺色スカイなんてもうずっと古いのに、みんな歌えるからうぃんぱーってすごい。古くからの曲を愛せる人はみんな素晴らしいと思う。もちろんこれも聞きたかった曲の一つだ。これを朝焼け聞いて何度泣いたことか。  

 

13:Tamaki

『あなたが嫌いだった』衝撃的な歌詞から始まる。洋次郎久しぶりのギター弾き語りナンバー。しんみりとしたギターナンバーをライブでやってくれるのもライブハウスならではなのかな。新規の曲ではあるものの、なんか昔からあるかのようなそんな雰囲気すら感じる曲調。

映画の楽曲なので、環さん視点の曲なのも理解しつつ、本当にすずめの環さんの視点のスピンオフ映画がかけるんじゃないかくらいの物語性。新海監督が監修した環さんの小説を読むとなお理解が深まる。

 

14:オーダーメイド(ピアノver.)

急にピアノの前に座る洋次郎。今まだ弾いてきたピアノ曲とは別の音階の聴いたことない感じ。徐に弾く。そして一言『きっとぼくは尋ねられたんだろう』から入った時の会場のうわぁ、、、(感嘆、泣)の雰囲気は言葉で言い表せないほどのものだ。なんか、懐かしいも違うし、嬉しいとか単純な言葉では表せない。そんな空気。

自分としては「一生聞けないと思った曲」ベスト10くらいに入ってた。それなのにだ。ピアノでやるのだ。想定外どころの騒ぎじゃない。

そして後ろのスクリーンに注目したら、青とメメメと全く同じ映像が流れてるではないか。棒人間。あてもないところを探すかのような映像。

全てが重なった感動は、涙腺をノックしまくった。もちろんすぐに崩壊したよ。ずっと泣きながら聴いてた。本当、このライブの情緒なんとかしてくれ。

本当に最初から最後まで歌詞に胸打たれてた。多分バックに歌詞が出ていたからだろう。

『少し不機嫌な顔のその人は』で歌詞を間違えたから、ここで、洋次郎の調子悪さがうかがえた。でも、そんなことはきにせず、軌道修正を促すように自然と少しだけ一緒に歌う大阪の人たちはさすがやなと思ったな。楽器が変わるだけでこんなに変わるのかと思った。円盤化モトム。これだけ音源配信とかでもいいから。

 

多分ここでMCが入った。武田と桑がそれぞれ喋ったはず。またここに戻って来れて嬉しいです。そんなことを言ってた。大阪は常に声を出し続けていた。

水を幾度か洋次郎はボトルで配ってた。『暑いからみんなで飲んでね。独り占めしないでね』

SNSをよく徘徊してらっしゃる洋次郎らしいコメントに笑いが起きた。

 

15:億万笑者

洋次郎がこの時、リッケンバッカーを背負っていた。白黒のギター。これは大体ふたりごとトレモロ、イキジビキ、なんでもないやの4択に絞られる。ギターやってるRAD界隈からしたらそう。でも、そのどれでもない。Gコードからはじまってだんだん転調してもわからない。

『ありったけの思いを1音1音あなたに届けます』そんなことを言ってた記憶がある。ここは誰か教えてほしい。でもその後の第一声で、大阪は狂喜乱舞になった。

『明日の希望を持ったのものだけに絶望があるんだ』

億万笑者。

リッケンバッカーで弾くなんて誰が思った?

そんな予想はずれなこと誰がやると思った?

必死になった。自分を絶望から救ってくれた曲の一つだ。本当のバイブル。必死になった。あの神々しい洋次郎がリッケンを持って歌う真下で必死に拳を上げ続けた。

 

16:有心論

洋次郎は『この曲をいつかみんなで一緒に歌いたいと思ってた』と演奏前に語る。

洋次郎にスポットライトが当たり、青いサイケのテレキャスター洋次郎だけになる。

そして、イントロをみんなで歌う。

俺が一番大好きな曲。有心論。泣きながらずっと歌ってた。途中から歌えなくなった。この曲には幾度となく勇気づけられ、生きてきたからである。自分が苦しい時でも、頑張ろうってなる時も、必ず聞いてきた曲。RADの曲で一つだけ好きなのを選ぶなら僕は『有心論』と答える。

 

17:会心の一撃

念願。これこそコピーバンドでやるRADの曲の代表。それが目の前で本人が弾いている。変な感覚。本家のはずなのにコピバンをみているのか。いやでも本人だ。そんな感じ。ここらへんはもう意識が半分飛びそうだった。それでもちゃんと「みらい!」でジャンプしたした、一生懸命リズムに乗った。ここは正直覚えてない。とにかく暑すぎた。水がなくなってピンチになったのもこの時である。本当に耐えれてよかったとつくづく思う。

 

 

アンコール前のもしも。ライトは多分なかった。

みんなで歌った。

自分はもうこの時点でかなり声を使ってたから、休憩しながらゆっくりゆっくり歌った。洋次郎喉大丈夫かな?でもアンコールやってほしいなぁ!そんな気持ちでいた。

袖からでてきて、記念撮影しましょうってなって、としきくんが「横断幕あるよ!」と叫び、もとが武田に手渡しした。あの瞬間、何かを成し遂げた感覚と、想いが伝わるといいなの願いの両方が混じってた。

 

 

アンコール

EN1:いいんですか? (武田 ver.)

 

この日、MCは2回あった。洋次郎単体だけ喋るのを含めると、3回かなぁ。名古屋初日はMC本当になかったみたいだから、2回も喋ってくれて嬉しかった。それだけガヤがうるさいんやけどなw

 

大阪のライブについてのMCはアンコールはこうだった。

洋 “大阪は帰ってきたって感じがする。また大阪でライブやりたいと思ってます。

次は武田が不倫しない間に帰ってきます🤣”

まさかの桑いじり。

ギター持ちながらずっこけかけてたなwww

あれはあれで洋次郎なりの桑への愛情表現なのかね。

武田は『大阪って本当に元気だな、、、俺のパンツの色なんか聞くんじゃないよ!』と爆笑を掻っ攫ってた。武田はこの日、MCは噛まずにいった。逆に桑が甘噛みして、自分のほっぺをたたいてた。そんな珍しい日もあります。

 

そして始まった手拍子。あの曲だ、、、

と思いきや、謎に観客からいいんですか?の手拍子パートで『たっけーだ!たっけーだ!』コールが発生。普通に謎かつおもろかった。でもこの日の武田はより一層輝いていた。だからだと思う。ファンサもすごい。その後で事件が起きた。

『いいんですかいいんですかこんなに人を好きになっていいんですか』

『いいんですかいいんですかこんなに『武田』信じてもいいんですか?』

洋次郎が歌詞変えをしたのである。

これにより、この日のいいんですかを

『いいんですか?(武田ver.)』

として語り継ぐことが決定した。

より近い距離でいいんですか?を見ることはとても嬉しい。あの洋次郎が『あなたといる意味を探したら』のところのツイストもマイクを観客に傾けるところもはっきり見えたし、『愛してるよ!』も今までのライブより10倍はっきり聞こえた。

俺も愛してます。洋次郎。

 

DADA

洋「多少明日声が出なくなろうが足腰立たなくなろうが 今日くらいはいいんじゃねえか!?!?」
皆「うおおおおおおお!!!」

洋「それじゃあ最後に大阪のDADAっ子っぷりみしてみろや」

一年半ぶりにきけた。大阪なら四年ぶり?かな?最後の最後、振り絞るまで飛んで跳ねて大騒ぎ。

途中、スタッフさんがステージから観客を撮ろうとして、洋次郎が歌うのにこっち来て、スタッフさんが譲ってて、中々撮れないのを察した洋次郎がスタッフさんと肩組んで歌ってたのは、伝説だろう。みんなあれはどう映ったのだろうか。

とにかく暴れ散らかした。今までにないくらい。腕もげてもいいし、足がぶっ壊れてもいいし、喉が壊れてもいいくらい。実際はギューギューすぎて飛ぶのもやっとやった。みんなで飛ぶから、上にある冷たい冷房の空気も一瞬でモヤになった。そんなことはもちろん経験したことがない。熱気が段違いだった。

 

終わった後の満身創痍で写真を撮り、フロアで向き合った時のみんなの笑顔は忘れられない。本当によくやった。よく聞けた。生きて帰れた。最高だった。

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Zeppをでて、荷物を取った後、すぐそこに出迎えてくれたしゃむ、はやと、りんくんの前でしゃがみ込んでしまった。

本当につかれた。

やりきった。

満身創痍。

ライブが終わった後はぼーっとして、ただ疲れ切って、そのまま寝て、次の日に大学に行けるかどうかだけ考えていた。

 

 

後日談

 

日が経つにつれて、あの空間に戻りたいと強く願った。やはりライブは行きたい時に行ける時に行くべきだ。本能的に行きたいバンドは、自分の中でようやく答えを見つけれた。RADだ。

自分の中でRADWIMPSがどれだけ大事なバンドなのか。再確認できたライブだった。

本当に。本当によかった。

 

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横断幕についてはここでは語らず、別で書きます。

 

 

ほいじゃ!このへんで!!

 

2023年7月7日

 

なおやん。