なおやんのブログ

大学院生の日記的なやつ。色々ありすぎて整理するときの文字起こし的な用途で使ってます。

横断幕企画をやってみたらものすごい特別なものになった件

始まりは本当にふとしたことからだった。

過去自分が参戦したAAGT、フォーエバーデイズツアーでやっていた横断幕。ライブ間近になると必ず見かけた。過去に個人でやってる人や横断幕部が集合写真を撮ってたり、洋次郎に届けているのをちょろちょろ見てたし、中止になったこんにちは日本でも横断幕を動かそうとしていたのを見ていたから、次のライブでは横断幕書きに行こう!そうなんとなく思っていた。

 

でもそれがライブ発表から一ヶ月経ってもまだ始まってない。

あれってどーやってるんだろう。

「発表まだなのかな」

そしてこんな考えもよぎった。

「あれ、やりたいと思ったら思い切って自分たちでやってもいいのだろうか。」

と考えていたタイミングで、かいせいともとがTwitterでつぶやいてるのを見て、真っ先に連番してたかいせいに声をかけた。そしてもとと3人で発足した。はじまりはじまりである。

ファンに関連する企画としては、初めて自分が主催する立場になった。それがカラオケとかではなく、いきなりライブの横断幕を実施する。正直最初はびくびくしすぎた。横断幕をやると宣言し、デザインは絵を描くのは他2人とも多忙を極めてる人たちなので、絵を描いてデザインというよりかは、パワーポイントでフォントや使用するイラストを決定し、寄せ集めて大阪っぽく、かつRADがツアーに帰ってきたのを連想させるように意識した。様々なツアーの絵を散りばめるようにイメージした。横断幕のサイズについてや、デザインなどは、AAGTでの作成経験者、ゆーまくんから知見を得た。感謝しても仕切れない。この場を借りて御礼したい。ありがとう。

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完成して、デザインを送った数日後『BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR』のTHEが抜けていることに気がついた。まぁこれはご愛嬌ということで。

 

大変だったのはここからである。Zepp、特に大阪での横断幕運営で、大問題に直面する。

『公共の自由に使えそうな広いスペースが、最寄駅からZepp Osaka Baysideに向かうまで、ほとんどない』

すごくまずいと思った。それと、変にやはり分業にせず、自分の目で見ることの大切さをすごく学んだ。

中々暇な時を見つけることができず、場所についてグループとはとは別の方が声をかけてくださり、相談していた。すると、近隣の遊歩道のような公園など、公共施設を使うなら市やライブを企画する夢番地およびZeppなどに許可をとる必要性のある可能性が浮上する一方、特に何もいらないという意見も出たため、状況の整理が必要であった。その許可どりの話しが他2人に相談してる間に点々と進んだり、2枚目ができていることを急に知ったり、そのことでTwitter上で議論が巻き起こるなどなど、、、

RADファンは何かと企画に対する議論は盛んだ。何かと経験値がない自分にとってはその議論はとても難しいものに感じた。

 

横断幕のは一枚でいい。

Zepp近辺の管轄はだれなのか。

そもそも許可を取る必要があるのか。

 

ゆっくり進めたい自分にとってはかなりの難題に近いものであり、まとめることも大変であった。

 

そこで急遽2014年ごろから横断幕に少し携わっていた経験者の方が手を差しのべてくださった。正直これはとても自分にとっては非常に支えになった。横断幕の過去の失敗例、成功例、Zeppの土地勘などなど。当日までの場所のパターンを幾つもシミュレーションし、臨機応変に対応できるようにという気持ちで場所を決定した。電話で1時間半超えるほどのミーティングも個別にしたりした。正直、ライブ一週間前は研究より横断幕のことで心が落ち着かなかった気がする。

当日に必要なペンの数、シート、裏にしくダンボール、様々なものを用意する話も少しずつ進めた。さらに、自分としては横断幕の情報をいかに回し、周りからの注目度を少しでも高め、企画としてのインパクトを1ミリでも残そうと考えていた。

主にTwitterでの情報共有を選んだのは正解だった。音楽垢はInstagramなどの画像のみよりかは文字と画像及び動画の並行の方がやりやすいからである。更には知り合いで、一発でわかるような、わかりやすい、手書きの地図を書いてくれた。急に頼んで1時間後には書いてくれたのだ。ちょんの、本当に助かった。僕はそれでもわからない人のために動画を編集し、道順やZepp周りのことを案内した。ライブに行く人の中で、良い思い出や一部になればいい。そう思いながら、Zeppの2日間の横断幕の流れを、初日2日目共にそれぞれの担当と慎重かつ丁寧な話し合いに話し合いを重ねた。

 

それまでのDMでも、代筆お願いします!や、がんばれ!応援しています!など、先陣を切った横断幕の方々、各地方の横断幕を支える方々からのありがたい言葉をいただいた。横断幕は各地でそれぞれ存在するが、RADを思う気持ちはどこかで繋がってる。そう感じた。

 

ライブ前日、満天の空にて、まっさらな横断幕のお披露目会を実施した。満天の空に初めてくる人から、常連まで、みんなでみた。

口を揃えて「テンション上がる!やばい!かっこいい!」って言ってくれたことが何よりも嬉しかった。

自分もついにご対面した時、思ったより大きく、でもしっかりと、明日のライブのメッセージをどっしり受け止められそうな、そんな感じで「明日よろしくな」っておもわず言いたくなるような、素晴らしい出来になっていた。

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あたふたしつつ、嬉しくなって写真を撮りまくった自分の様子をすこし。
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当日どのくらいメッセージが埋まるのだろう。楽しみにしながら、月曜日どうしても出ないと行けないミーティングのパワーポイントをかき、寝床についた。

 

僕以外の担当のメンバーは、ライブ当日の朝9時から横断幕を持ってZeppに向かった。なんとあさから10人以上もの仲間が横断幕の作業をしながら開演を待っている様子が流れてきた。暇すぎてラジオ体操してる人もいた。主にこの朝からずっといる人達が横断幕の勧誘やフォロワーとのやり取り、会話もあり、ものすごく待ち時間を明るいものにしてくれたと思う。

自分が合流したのは13時前。その前に1人のフォロワーさんと電車の中で一緒になった。ワクワクしている心情を語り合いながら、かたやセトリを予想したり、学校を休んできてるなどたわいのない話をしてテンション上げて向かっていったことは本当に覚えている。横断幕書く場所についた時は顔馴染みのメンバーに新しく会う人もいた。みんな「かくかくー!」とよってきたり!「書きにきたよ!」と手を振ったり、こっそりDMで(勇気出ないんですけど、書いてもいいですか?)と尋ねる人もいたり。

ただただ自分は1人でも多くメッセージを書いてほしい。そのことだけを忘れず、書いてもらった。

差し入れまでいただいたりして、本当にありがとうございます。暑い中みんなたくさん書いてくれた。

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途中、場所を変えながらではあったものの、多くのサポートに当日も恵まれ、たくさんの方々とメッセージを共有し、集合写真を2回実施。

特に2回目は物販もあるにも関わらず、非常に多くの方に集まっていただいた。

 

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みたことないほど美しいピンクのツアータオルの数々。笑顔。全員RADを愛する人たちだ。

圧巻である。

盛り上がりはライブ前にして最高潮に達する勢い。

ライブもアツかったが、横断幕もアツかった。

2回の集合写真のカメラマンをお願いしたりょーがくんは感謝しても仕切れない。彼はどこにでもいるし、常にいい写真をとるね。最高な人です。

 

たくさんのファンと喋ったりして、どんどん埋まっていくRADに向けたメッセージはみんなの大好きな気持ちの塊で、それはそれは美しいものになった。

17時。横断幕前に並んでた人の写真撮影で一旦終わり。もとがビニール袋に横断幕を丁寧にしまう。ペンなどの備品はこの日ライブに行かないしゃむ達に預ける。18時の開場で出陣。みんなの思いを届けつつ、ライブに挑んだ。

 

ライブ中、もとが最前に行き、アンコール前に武田に手渡しし、メンバーの手にわたり、記念写真を撮った時の感情はなんとも言えないものになっている。

満身創痍のまま、やりきった、、、と思う気持ちは常に漂う。横断幕やってよかった。わたせた。洋次郎よんでくれたのかな。印象に残って良かった。

備前の大変さを味わったためか、最終的にその感想になったことをどこか心の片隅でホッとしている。

 

2日目はゆーまくんが担当した横断幕を少し覗きに行った。初日と場所は変えつつも、非常に上手くやってそうだった。駅からは近いものの、Zeppからは少し距離のあるあのスロープの上によく集まったと思う。大阪で横断幕にメッセージ書いた人はみんな満足そうに写真を撮っていた飛んだり、羽織ったりして楽しんでいたようだ。シンプルだけども思いの籠ったデザインは流石としか言えない。(横断幕の内容についてはユーマくんのツイートで確認しよう。自分が語るのは違うので。)

後日、直接手渡しして号泣するかきぴーの勇姿をちょんのがみせてくれた。高三にして大役。本当によくやってくれたと思う。この話は一生自慢していいと思うんだ。

 

横断幕を終えてみた感想としてはこう。

次のライブでまたやろう。

そう思う。

自分で良かったかどうかはわからない。

けどあの3人と、サポートしてくれる関西うぃんぱーのみんながいてくれたことが何よりも嬉しかった。ありがとう。

またいつか、RADが大阪のライブに帰ってくるときにはやってみようと思う。その時はみなさん、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、力を貸してください。よろしくです。

 

そして最後に。

かいせい、もと、一緒に作ってくれてありがとう。

たぶんこのメンツだから色んな人を集めれたし、いい横断幕ができた。色んな地方の横断幕があるけど、自分たちが作った横断幕はオンリーワンかつ、ナンバーワンなんだと思う。

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P.S.

横断幕を手渡しし、集合写真にはっきりうつり、一緒に横断幕の的に戻る時になべさんに出会い、洋次郎のインスタにうつる。これ全部もとがやった。

あいつすごい。RADのライブに関しては運を持ちすぎてる。

自分も良い運が回ってくるように日頃の行動を見習おうと思います。

 

 

 

ほいじゃ、このへんで!!

 

 

なおやん